医師紹介
院長ご挨拶
みなさま、はじめまして。
当クリニックのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
このたび、ご縁があって札幌市手稲区の鉄北ショッピングセンターに隣接するメディモテイネにさっぽろ手稲みらい整形外科を開院させていただくこととなりました。
厚生労働省の発表では2019年の日本人の平均寿命は男性81.41歳、女性87.54歳となっています。一方で介護の必要がなく健康的に日常生活が送れる健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっており、平均寿命との差は男性で8.73歳、女性で12.06歳となっています。これまで、転倒によって脚の付け根の骨を折ってしまった多くの高齢者の方々の手術をおこなってきました。リハビリテーションをおこなっても残念ながら車椅子生活を余儀なくされた方や、さらなる転倒によって再び骨折してしまった方も多くいらっしゃいます。
いつまでも自分の足で歩き、今まで通りの生活を自分で出来るようにするためには、①今ある痛みを極力取り除く ②運動習慣を身につける ③筋力の増強と筋肉の柔軟性を維持、改善する ことが重要であると考えています。私自身も昔から体が硬かったのですが、この数年はすっかり「おじさん化」が進み、体のあちこちが痛くなってきています。この先々の危機感から、わずかな時間であっても毎日の運動をこころがけ、実践しています。若いうちから運動習慣を身につけるに越したことはありませんが、今から始めようとすることはけっして遅くはありません。
ケガをしてしまったことを後悔しても始まりません。まずはしっかり治療をおこない、前を向く。未来を変えるサポートをしたいとの思いから、さっぽろ手稲『みらい』整形外科と命名しました。当クリニックではスタッフが一丸となって笑顔で地域のみなさまの治療にあたります。ぜひ一度ご相談ください。
2024年4月 さっぽろ手稲みらい整形外科 院長 岡崎俊一郎
経歴
2001年 昭和大学医学部医学科 卒業
2001年 札幌医科大学医学部整形外科講座 入局
2007年 札幌医科大学大学院医学研究科 修了
2009年 札幌医科大学医学部整形外科講座・法医学講座 助教
2012年 札幌医科大学医学部整形外科講座・生体工学運動器治療開発講座・法医学講座 講師
2017年 北海道大野記念病院整形外科(現 札幌孝仁会記念病院) 医長
2024年 さっぽろ手稲みらい整形外科 院長
資格
医学博士
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定リウマチ医
小児運動器疾患指導管理医師
日本医師会認定産業医
死体解剖資格
所属学会
日本整形外科学会
日本股関節学会
北海道整形災害外科学会
受賞歴
2010年 北海道整形災害外科学会学術奨励賞
2011年 東日本整形災害外科学会学術集会奨励賞
2013年 東日本整形災害外科学会学術集会奨励賞
2016年 ORS2016 William H. Harris, MD Award
主な業績
論文
Okazaki S, Nishitani Y, Nagoya S, Kaya M, Sasaki M, Yamashita T, Matsumoto H.
Femoral head osteonecrosis can be caused by disruption of the systemic immune Response via the toll-like receptor 4 signalling pathway.
Rheumatology 48, 2009;227-232
Okazaki S, Nagoya S, Tateda K, Katada R, Mizuo K, Watanabe S, Yamashita T, Matsumoto H.
Weight-bearing does not contribute to the development of osteonecrosis of the femoral head.
Int. J. Exp. Path. 2012;93:458-462.
Tateda K, Okazaki S, Nagoya S, Katada R, Mizuo K, Watanabe S, Yamashita T, Matsumoto H.
The suppression of TRIM21 and the accumulation of IFNa play crucial roles in the pathogenesis of osteonecrosis of the femoral head.
Lab Invest. 2012;92:1318-1329
Okazaki S, Nagoya S, Yamamoto M, Tateda K, Takahashi H,Yamashita T, Matsumoto H.
High risk of osteonecrosis of the femoral head in autoimmune disease patients showing no immediateincrease in hepatic enzyme under steroid therapy.
Rheumatol Int. 2013;33:51-55.
Okazaki S, Nagoya S, Tateda K, Katada R, Mizuo K, Watanabe S, Yamashita T, Matsumoto H.
Experimental rat model for alcohol-induced osteonecrosis of the femoral head.
Int. J. Exp. Path. 2013;94:312-319.
Okazaki S, Nagoya S, Matsumoto H, Mizuo K, Sasaki M, Watanabe S, Yamashita T, Inoue H.
Development of non-traumatic osteonecrosis of the femoral head requires toll-like receptor 7 and 9 stimulations and boosted by repression on nuclear factor kappa B in rats.
Lab Invest. 2015;95:92-99.
Okazaki S, Nagoya S, Matsumoto H, Mizuo K, Shimizu J, Watanabe S, Inoue H, Yamashita T.
TLR4 stimulation and corticosteroid interactively induce osteonecrosis of the femoral head in rat.
J Orthop Res. 2016;34(2):342-345
Shimizu J, Okazaki S, Nagoya S, Takahashi N, Kanaya K, Mizuo K, Hyodoh H, Watanabe S, Yamashita T.
Susceptibility of males, but not females to developing femoral head osteonecrosis in response to alcohol consumption.
PLOS ONE 2016;11(10):e0165490
Okazaki S, Nagoya S, Shimizu J, Takahashi N, Mizuo K, Hyodoh H, Tateda K, Kosukegawa I, Watanabe S, Yamashita S.
Superior retinacular artery did not occlude in a rat model of non-traumatic osteonecrosis of the femoral head. OJO 2016;6(6):144-149
Nagoya S, Tateda K, Okazaki S, Kosukegawa I, Shimizu J, Yamashita T.
Restoration of peri prosthetic bone loss by denosumab in cement less total hip arthroplasty.
Eur J Orthop Sorg Traumatol. 2018;28(8):1601-1607
Nagoya S, Okazaki S, Tateda K, Kosukegawa I, Kanaizumi A, Yamashita T.
Successful preimplantation surgery after extraction of well-fixed cement less stems by femoral longitudinal split procedure.
Arthroplasty Today 2020;6(1):123-128
Kosukegawa I, Okazaki S, Yamamoto M, Nagoya S, Suzuki C, Shimizu J, Takahashi H, Yamashita T.
The proton pump inhibitor, lansoprazole, prevents the development of non-traumatic osteonecrosis of the femoral head: an experimental and prospective clinical trial.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2020;30(4):713-721.
岡﨑俊一郎,名越智,舘田健児,山下敏彦,松本博志.
ステロイド誘発大腿骨頭壊死症ラットモデル作製と臓器障害の関係
北海道整形災害外科学会雑誌 2011;52(2):155-159
岡﨑俊一郎,名越智,山本元久,高橋裕樹,山下敏彦,松本博志.
ステロイド性大腿骨頭壊死症の発生要因の検討 ―肝臓機能と大腿骨頭壊死―
東日本整形災害外科学会雑誌 2011;23(1):66-68
岡﨑俊一郎、舘田健児、片田竜一、水尾圭祐、渡邊智、松本博志
アルコール性大腿骨頭壊死症と肝機能障害の関係.
アルコールと医学生物学. 2012;31:41-44.
岡﨑俊一郎、名越智、佐々木幹人、渡邊智、山下敏彦、松本博志
ステロイド性大腿骨頭壊死症発生における自然免疫シグナル伝達
東日本整形災害外科学会雑誌2013;25:73-76.
岡﨑俊一郎、名越智、佐々木幹人、渡邊智、井上裕匡、山下敏彦
特発性大腿骨頭壊死症の発生と転写制御因子活性.
東日本整形災害外科学会雑誌 2014;26:44-47.
岡﨑俊一郎、名越智
ステロイド関連大腿骨頭壊死症の予防と新しい治療.ランソプラゾールによる骨壊死の予防と治療の可能性
整災外2017;60:1379-1384
岡崎俊一郎、名越智、舘田健児、小助川維摩、清水淳也、山下敏彦
タブレット端末を用いたJHEQデータ収集法の評価.
Hip Joint 2018;44:252-254
岡﨑俊一郎、名越智
ONFHの基礎研究
北海道整形災害外科学会雑誌 2019;60(2):223-228
著書
岡﨑俊一郎. 特発性大腿骨頭壊死症の動物モデル
LOCO CURE 2016;2(2):150-151
科学研究費等報告書
名越 智、岡﨑俊一郎.
ラットの大腿骨頭壊死モデル作製
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成20年度 総括・分担研究報告書 2008.3 59
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
ステロイド誘発大腿骨頭壊死ラットモデル作製
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成21年度 総括・分担研究報告書 2010.3 113-116
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
生化学的肝機能検査値はステロイド誘発大腿骨頭壊死症の発生予測因子となりうるか
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成22年度 総括・分担研究報告書 2011.3 65-67
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
アルコール性大腿骨頭壊死症ラットモデル作製
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成22年度 総括・分担研究報告書 2011.3 131-134
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
大腿骨頭壊死症の発生における荷重の影響
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成23年度 総括・分担研究報告書 2012.3 157-158
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
大腿骨頭壊死症の発生における自然免疫機構の関与
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成23年度 総括・分担研究報告書 2012.3 159-160
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
大腿骨頭壊死症の発生におけるステロイドの役割
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成23年度 総括・分担研究報告書 2012.3 161-163
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
ステロイド性大腿骨頭壊死症ラットモデルにおける酸化ストレス.
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成24年度 総括・分担研究報告書 2013.3 137-138
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦、松本博志.
Kinase inhibitorのステロイド性大腿骨頭壊死症に対する予防効果.
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成24年度 総括・分担研究報告書 2013.3 139-140
岡﨑俊一郎、名越智、山下敏彦.
ステロイド性大腿骨頭壊死症ラットモデルにおける大腿骨頭血流評価
特発性大腿骨頭壊死症の診断・治療・予防法の開発を目的とした全国学際的研究
平成25年度 総括・分担研究報告書 2014.3 111-112