足底腱膜炎
読み方:そくていけんまくえん
症状
着地した際にかかとや足首に痛みを感じます。特に、朝起きてからの最初の一歩が激しく痛んだり、急に歩きだす時に痛みを感じます。
原因と病態
ランニング、登山などのスポーツによる使いすぎや、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用、硬い路面でのトレーニング、足の筋力不足や柔軟性の低下、足の形の変形(扁平足や外反母趾)などが挙げられます。
診断
足底腱膜の圧痛、腫れや痛みの場所などの理学所見と、踵の骨にトゲができることがあるのでレントゲン写真を撮影し診断します。
予防と治療
足底腱膜炎の治療は安静を心がけ、消炎鎮痛剤の内服や理学療法で痛みを抑える治療が基本となります。中・長期的に見るとリハビリによる治療が最も効果が高いです。また、自分の足の形にあった中敷きを作ることでも症状の改善が見込めます。